皆様、こんにちは。
埼玉県さいたま市を拠点として、関東全域で一般住宅からビル・店舗などの内装左官を手掛けている美匠です。
左官材には様々な種類がありますが、中でもモールテックスとデコリエは、デザイン性や機能性に優れているとして近年注目が高まっています。
今回はモールテックスとデコリエのそれぞれの特徴に加え、どのような方におすすめなのか、詳しくご紹介いたします。
■モールテックスとは?
ベルギーのBEAK社が開発した次世代の左官材料です。
見た目はセメントと砂と水で作られるモルタルのようですが、モルタルにさらにアクリル樹脂を混ぜています。
このアクリル樹脂の効果で、特に防水性や柔軟性・耐久性などが優れています。
そのため壁だけではなく、家具や水周りなど、あらゆるシーンに取り入れることができるのです。
モールテックスについては、こちらの弊社過去記事でも詳しく解説しています。
次世代の左官仕上げ材!モールテックスの特徴を紹介
https://www.bisyou.jp/blog/mortex/128529
■デコリエとは?
日本化成株式会社で取り扱う薄塗磨き仕上げ材です。
施工性やデザイン性が高く、木・鉄・タイル・石など様々な下地に施工可能です。
ただしライセンス商品なので、施工資格を得るためにまずは講習会を受講し、「Decolieライセンス認定登録証」を取得する必要があります。
■【モールテックス・デコリエ 比較】 塗料の特性とメリット
・モールテックス
塗料の特性:
・下地を選ばない施工性の高さ
・薄塗にも関わらずコンクリートの5倍ほどある抜群の耐久性
・豊富なカラーバリエーションや質感を再現できるデザイン性
メリット:高い防水性
水に強い素材であることから、内装だけではなく家具にも使用できます。
そのため、水回りの仕上げ材には、モールテックスがおすすめです。
・デコリエ
塗料の特性:重厚感があるコンクリート調の仕上がり
1mmという薄さにも関わらず、コンクリートよりも強度・耐久性・柔軟性が優れています。
さらに、ひび割れ・剥がれ・変色しにくいという特性があります。
メリット:デザイン性の高さ
基本色は5色ですが、粉末の顔料を混ぜることで多彩な色を生み出すことができます。
そして骨材が入っていないので、仕上がりも滑らか。
デコリエで施工することで、自分だけの特別な空間を手に入れることができるのです。
■まとめ
モールテックスとデコリエ、どちらも施工性やデザイン性、耐久性などに優れた左官材料です!
モールテックスの見た目はモルタルに似ていますが、モルタルよりも柔軟性や防水性に優れています。
一方デコリエは強度に優れているだけではなく、柔軟性もあるため、ひび割れや剥がれが起きにくいでしょう。
粉末の顔料を混ぜることで、多彩な色を生み出すことができます。
美匠では、埼玉県さいたま市を拠点にお客様からのお問い合わせに対して訪問し説明するなど、お客様に寄り添った提案を行います。
自然素材を使った「人にも環境にもやさしい左官工事」が弊社の強みです。
ヒアリングから施工まで、職人が一貫して担当することにより、ご希望通りの仕上がりを追求いたします。
また直接依頼を頂ければ中間手数料がかからず、コストカットも可能です。
取り扱い材料も豊富なため、デコリエやモールテックスをはじめ、さまざまな左官材料に対応できます。
「お洒落な家にしたい」
「左官を請け負っている業者を探している」
という方がいらっしゃいましたら、ぜひ美匠までご相談ください。