ただ単に集客力を上げるだけでなく、狙ったターゲット層のお客様をお店に呼び込むためには、店舗外装を工夫することが重要です。特に店舗外壁の質感や色合いは、想像以上に顧客の心理に訴えかけ、集客力を左右します。ここでは、店舗コンセプトごとに外壁工事の種類を選ぶ必要性について解説します。まずは、集客やブランディングにとって店舗外装がなぜ重要なのかをご説明しましょう。
店舗外装が重要な理由は？
店舗外装の選択を間違えると、想定していた顧客層をなかなか呼び込むことができません。集客力や顧客層の安定、ブランディング促進などには店舗外装が少なからず影響します。その理由を見てみましょう。
店舗外装が店舗コンセプトを伝えるから
店舗外装は店名と同じように、そこがどんなコンセプトで立ち上げられた店舗なのかを潜在顧客に知らせるための数少ない手段と言えます。外装から期待した雰囲気やサービス内容を提供してこそ、集客力・顧客満足度を高めることができるのです。また、個性ある店舗デザインは、人目を引く効果も期待できます。
商材・サービスの種類がわかるから
店舗外装には、そのお店が何を売っているお店なのかを伝える力があります。コンセプチュアルに外装を整備することによって、同じ飲食店でも洋食店なのか居酒屋なのか、はたまたカフェなのかなど、どんなサービスを受けられる店舗なのかを知らせることが可能です。どんな業種で何を売っているお店なのかが分かれば、店舗の前を通りかかった方が入店を決める判断材料にしてもらうこともできます。
相性の良い顧客層獲得に繋がるから
店舗外装は、お店や会社のブランディングに一役買います。安さを売りにした物販店が外装で高級感や個性を出すと、「こだわりの強いお店」と解釈され、ターゲット層を顧客として獲得できない可能性が高まります。反対に、富裕層をターゲットした店舗であれば、シックな雰囲気の外観や豪華な店舗外装を心がける必要があるでしょう。店舗外装は、商品やサービスを提供する側とされる側の親和性を図る大きな目安となるのです。
店舗外壁工事の種類とは？塗装より左官がおすすめの店舗の特徴
店舗の外壁工事には「塗装」と「左官」の2種類があります。塗装は断熱・遮断性能を持った人工的塗料を、ツールを使って短期間で仕上げる方法です。一方の左官は、職人が手作業で漆喰・モルタルなどを塗るという、塗装とは対照的な方法として知られています。2つの外壁工事方法で迷った場合には、店舗コンセプトに合う外壁工事を選ぶことが重要です。ここでは外壁に「塗装」よりも「左官」を選ぶことを強くおすすめするお店のタイプ・特徴をご紹介します。
個性や雰囲気を重視するお店
外壁に塗装を採用すると、どこにでもある雰囲気に仕上がる傾向にあります。店舗コンセプトをお店の外観から明確に打ち出したい場合は、一度見ただけでも強い印象やメッセージを与えることができる左官がおすすめです。
商材・サービスがナチュラル志向のお店
塗装による外壁工事を施した店舗外装は、人工的なムードになりがちです。その反面、左官による外壁工事は、漆喰やモルタルなどの自然素材を使用し、見た目は穏やかでナチュラルな質感に仕上がります。
一定以上のお客様単価を想定しているお店
外壁を塗装で仕上げた店舗外装は、見た目がやや安っぽくなることが一つの特徴です。一方の左官は高級感や重厚感を醸し出すのに最適と言えます。食材や衣料などでも安売りをコンセプトとしているお店であれば塗装をおすすめしますが、一定以上のお客様単価を想定しているお店なら、店舗外壁には左官がおすすめです。
まとめ
左官による外壁工事は、下地を塗る準備に始まり、下地→中塗り→仕上げという手の込んだ工程を経て完成する、真の「職人技」です。また、個々の施工場所や実施する季節・気候環境によっても日程や料金が変わるほど繊細な作業でもあります。店舗といっても幅広い業種・業界がありますが、提供する商品・サービスに個性やこだわりがあり、店舗外装でコンセプトを表現したい方には左官がぴったりです。
美匠ではお客様との対話を重視し、必要があればご訪問するなどして、お客様に寄り添ったご提案を行います。ヒアリングから施工までを一貫して職人が行うことで、お客様のご希望を細やかに伺って形にしていきます。自然素材を使った「人にも環境にもやさしい左官工事」を特徴としつつも、デザイン性に富んだ多様な材料・技であらゆる外観イメージに対応することも可能です。直接ご依頼いただけましたら、中間手数料不要で経済的。外壁は漆喰やモルタルなどの自然素材にこだわりたいという埼玉エリアの方は、魅力溢れる店舗外装請負人である「有限会社 美匠」まで、ぜひお気軽にお問い合わせください！
