皆様、こんにちは。
埼玉県さいたま市を拠点として関東全域で、一般住宅から店舗まで、幅広く内装左官・外装左官を手掛けている美匠です。
子を持つ親にとって、我が子がすくすくと成長するのは何よりの喜びといえます。そして、子供の健やかな成長のためにも必要なのが、健康的な住環境です。子育てを意識した家づくりを行う方も多く、特に近年では無垢材や漆喰、珪藻土などを使用した自然素材の家の需要が高まってきました。ここでは、子育てにおける自然素材の家のメリットをご紹介します。
■自然素材の家は、快適な住環境を作りやすく健康的
自宅で快適かつ健康的に過ごすためには、体に負担のかからない家づくりが大切です。気兼ねなく過ごせるマイホームも、実はいろいろなところに健康を損ねる要素が潜んでいます。たとえば、断熱性の低い家では廊下・トイレ・お風呂場などが寒くなりやすく、暖かい部屋との温度差によるヒートショックに注意しなければなりません。
また、調湿性や断熱性の低い家では結露が発生しやすく、カビやダニ、雑菌が繁殖してしまいます。これらはアレルギーの原因となるため、小さなお子さんのいるご家庭では特に注意が必要です。さらに、建材や内装材にはホルムアルデヒドを放出するものもあり、いわゆるシックハウス症候群を引き起こすことがあります。
その点、漆喰や珪藻土は断熱性や調湿性が高く、部屋ごとの室温の差を小さくし、ちょうどいい湿度を保つことが可能です。加えて、ホルムアルデヒドもほとんど放出しません。これらの性質により、ヒートショックやアレルギー、シックハウス症候群のリスクを大きく減らせるのです。
■自然素材の住まいは、子供の成長とともに変化してゆく
無垢材や漆喰といった自然素材は、年月の経過に伴って色や質感が変化していきます。色はより深くなり、材料である樹木の種類によって異なる変化を見せ、使用感すらも味わい深く感じられるほどです。これは一般的な壁紙や集成材、コンクリートなどでは決して出すことができません。
そして、子供が生まれた時に家を建てれば、子供の成長に伴って家も変化していくことになります。家自体を家族のように感じられ、10年、20年といった月日の経過とともに、少しずつ変わっていく様子を楽しめるのです。家の中で子供の成長の様子を写真に収めれば、家の変化も同時に記録でき、素敵な思い出として保管できるでしょう。
ただし、何もせずに放置すると汚れや紫外線の影響を受け、「変化」ではなく「劣化」してしまいます。きれいな状態を保ちつつ魅力的な変化を楽しむためには、日々のメンテナンスが欠かせません。明らかな亀裂や破損、大きな汚れや色落ちなどが発見された時は、専門業者に依頼して補修するのが望ましいでしょう。
■日常的に自然素材に触れれば、子供の感性が豊かになる
子供の感性は、幼い頃からさまざまなものに触れることで養われます。無垢材や漆喰といった自然素材も、子供の感性を磨く要素の1つです。こういった多様な素材が家に使われていれば、プラスチックやコンクリートだけに囲まれた家に比べて、子供の感性や創造性の飛躍的な成長が期待できるでしょう。
また、木に親しむ教育を「木育」といい、近年注目されています。国の森林・林業政策の方針である「森林・林業基本計画」でも、木育を推進しているのです(平成28年)。無垢材が豊富に使用された家で暮らせば、子供は木に親しみを持ち、その魅力や利用の意義を学んでくれるでしょう。つまり、一歩進んだ教育が家庭でできるのです。
このように、自然素材の家を作れば、子育てにおいて実にさまざまなメリットを得られます。小さなお子さんがいるか生まれる予定で、新居の購入を検討している方は、自然素材にこだわった家を作ってみてはいかがでしょうか。
美匠では、住宅から飲食店などの商業施設まで、自然素材を使った「人にも環境にもやさしい左官工事」を行っています。取り扱い材料も豊富なため、さまざまな左官材料に対応可能です。漆喰の壁に興味がある、左官工事ができる業者を探しているという方がいらっしゃいましたら、ぜひさいたま市の美匠までご相談ください。
<美匠の施工事例>
https://www.bisyou.jp/showcase